[メイン2]
本田 珠輝 :
待合室にて。
診察の時間はまだ。
持ち物も娯楽道具などは持ってきてはない。
[メイン2] 本田 珠輝 : エクシアと珠輝の二人は、お喋りをすることで時間をつぶしていた。
[メイン2] 本田 珠輝 : そんなたわいのない話の中。
[メイン2] 本田 珠輝 : 「そういえば……昨日、司祭さんが私たちのブドウの飲み物に何か入れてたんですよ」
[メイン2] エクシア : 「ん~?」
[メイン2]
エクシア :
ソファーに凭れ掛かりながら、たまの方を向き
小首を傾げる。
[メイン2] 本田 珠輝 : くたり、と腰を椅子に腰かけながら、エクシアへと目をやり。
[メイン2] エクシア : 「あーはいはい」
[メイン2] エクシア : 「あれはねー、水だよ」
[メイン2] エクシア : にへらと笑いながら。
[メイン2]
本田 珠輝 :
「あ、やっぱりそうなんですね……!
司祭さんも、お水だと仰っていました!」
[メイン2]
エクシア :
「ミサでは恒例の儀式で、葡萄酒を主の血として
そして水を私達自身として見立てて……
お?そうだったんだ?ちゃんとよく覚えててえらいよ~」
[メイン2] エクシア : へらへらとした表情で笑いながら。
[メイン2]
本田 珠輝 :
「エクシアさんも聞かされてたんですかね?
やっぱり、大切なことですし……」
[メイン2] エクシア : こくりと頷きながら。
[メイン2] 本田 珠輝 : 褒められ、熱で赤い顔を恥ずかしさでさらに赤っぽくしながら。
[メイン2] エクシア : 「……たまちゃんは、何か気になったことでもあるのかな?」
[メイン2] エクシア : じっと、たまの目を見つめる。
[メイン2] 本田 珠輝 : 「あぅ………」
[メイン2] 本田 珠輝 : 目を向けられ、少し縮こまるように体を小さくしながらも。
[メイン2]
エクシア :
─────まさか、教会に疑いの目を掛けているわけじゃないよね?
と言わんばかりの眼差し。
[メイン2]
本田 珠輝 :
「昨日のタイミングで、病気に掛かってしまったので……
もしかしたら、お水が古かったりしたのかな……なんて、思っちゃいました」
[メイン2] エクシア : 「…………」
[メイン2] 本田 珠輝 : 疑っちゃダメですよね、と申し訳なさげにぺこり。
[メイン2]
エクシア :
「……なぁ~るほど、ね……ん~~……
………私は、アップルパイが腐ってたか、もしくは……
今流行ってる疫病に掛かっちゃったか、くらいにしか思えないけど」
[メイン2] エクシア : 「……ふ~ん、なるほどねぇ」
[メイン2] エクシア : じろじろとたまを見ながら。
[メイン2] エクシア : 「………ま、でも……」
[メイン2]
本田 珠輝 :
「……あう、ぅうう……ご、ごめんなさい……やっぱり、忘れてください……!
……ほへ……?」
[メイン2] エクシア : 「たまちゃんは、悪い子じゃない、むしろいい子だ」
[メイン2] エクシア : たまの委縮した態度を宥めるように、手に平を見せながら。
[メイン2] 本田 珠輝 : 向けられている視線に、体を震わせながらも。
[メイン2]
エクシア :
「たまちゃんは確か、えーっと……SNS部だったかな?
創作活動をしているって聞いたことがある
つまり……発想力に関しては、おそらく私よりも高いはず」
[メイン2]
エクシア :
「そんなたまちゃんが、"気になった"っていうのなら
……まぁ、調べてみる価値は、あるかもね?」
[メイン2]
本田 珠輝 :
掌を見て、はっと。
委縮した体を、しゃきっと直し。
[メイン2] 本田 珠輝 : 「………!」
[メイン2]
エクシア :
と、穏やかな態度で、にへら~っとした表情で
いつもの、"楽しい"をモットーにする彼女の顔に戻る。
[メイン2]
本田 珠輝 :
自分の創作活動の根底を認められた事。
そして何より、発想を一蹴りせず、迎え入れてくれたことに。
[メイン2] 本田 珠輝 : ぱぁああ、と顔を輝かせて。
[メイン2]
本田 珠輝 :
「……それに、昨日……司祭さんからも予定がありまして……
それのついでじゃないですけど」
[メイン2] 本田 珠輝 : と、昨日の手紙について簡潔にまとめ。
[メイン2] 本田 珠輝 : 「ついてきて……もらえませんか……!」
[メイン2]
本田 珠輝 :
熱には浮かされてはいるが。
じっと、真剣な瞳でエクシアへと見る。
[メイン2]
エクシア :
人差し指を親指をくっつけ、丸マークを作り
また、にへらと笑う。
[メイン2]
エクシア :
「いいよ、構わないさ
"隣人を愛せよ"、主もそう言っている
私もその言葉には深く同意している」
[メイン2]
エクシア :
「たまちゃんにお願いされたのなら
私は断らないさ、ははは」
[メイン2] 本田 珠輝 : その同意に、より、熱にも負けないくらいに顔を輝かせる。
[メイン2]
本田 珠輝 :
一件、おちゃらけてはいるものの……
しっかりとした信仰者として、何より大人として頼りになるエクシアさん。
[メイン2]
本田 珠輝 :
彼女が、こうして自分を認めてくれること。
そして……同行してくれることが……とても……心強かった。
[メイン2] 本田 珠輝 : 安堵感に、ぽかっと、心の奥が熱くなりながら。
[メイン2]
本田 珠輝 :
「ありがとうございます……!
では、マリーちゃんが戻ってきたら、お話しましょう!」
[メイン2]
本田 珠輝 :
ぺこりと感謝の一例をして。
症状の知らせを届けるために、彼女の帰りを待った。
[メイン2] エクシア : が、その前に─────。
[メイン2]
エクシア :
私達もまた、受付員に呼ばれ
診察を行うことになったのであった。
[メイン2]
エクシア :
そして私達も知る。
─────この症状は、単なる流行り病ではない可能性が高い……と。
[メイン2]
エクシア :
参っちゃうね、全く。
主よ、さらなる苦難を与えるというのですか。
[メイン2] エクシア : ま……それでも何とかやってみますよっと。
[メイン2] エクシア : 二人を心配させるわけにゃいかないからね~~~。
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2]
エクシア :
そして教会に向かう道中。
エクシアはスマホの電源を入れ、そして検索エンジンを開く。
[メイン2]
エクシア :
……まぁ、なんだ。一般的な常識から考えても。
今回の件って、異常に決まってるわけじゃん?
[メイン2]
エクシア :
医者がお手上げする、っていうのは確かに、無くはないんだけど。
それなら別の医者に橋渡しするなり、なんなりをしたりすると思うんだよね。
[メイン2]
エクシア :
でもそれすらしない、むしろ……お医者さんの顔には
なんだろう、受け入れがたい真実を目の当たりにしちゃったみたいな
そんな顔が現れてたんだよね。
[メイン2]
エクシア :
……何か、あるんだろうな~。はぁ~。
こりゃ……ちょっと事前に色々調べなくちゃ。
[メイン2]
エクシア :
そして私は─────
この、熱くて熱くてたまらなくて、しかも喉が渇くこの症状について調べた。
[メイン2] GM : <幸運>を振って下さい
[メイン2] エクシア : CCB<=(18*5) 【幸運】 (1D100<=90) > 35 > 成功
[メイン2] GM : 「ヴァンパイア伝説」導入のヴァンパイアの情報が手にはいる。
[メイン2]
GM :
【吸血鬼の設定】
1、吸血鬼とは基本的に不死である。
2、伝承とは違い、日の光は好まないが死なないし、十字架は平気である。
しかし、金属の杭を心臓に打ち込まれることによって死ぬ。
3、吸血鬼が死ぬと死体は残らず、灰になる
4、吸血鬼<親>の血を摂取することで人間が吸血鬼へと変化した者<子>がいる。<子>は<親>が死ぬとともに死ぬ。
5、吸血鬼化している最中、人間はひどい灼熱感とのどの渇きを覚える。
6、吸血鬼化すると深紅の瞳になる
吸血鬼化していることに気づき、SANc(1/1d4)
[メイン2] エクシア : CCB<=90 【SANチェック】 (1D100<=90) > 66 > 成功
[メイン2]
エクシア :
「………なんだこりゃ……いや、御伽話のものなんだけど……
……でも、なんだろう……特に5番……」
[メイン2]
エクシア :
「滅茶苦茶……今の私達と同じ状況っていうか………
………"血"を見るなって、マリーちゃんに言われたかな……」
[メイン2]
エクシア :
「………ああ、うん、なんだろう
マリーちゃんにそう言われてから、すっごい無性に……」
[メイン2] エクシア : 「─────"血"が、飲みたくて飲みたくてたまらなくなってるんだよね」
[メイン2] エクシア : 参ったなぁ……と言わんばかりの表情で、頭をガシガシと掻きながら。
[メイン2]
エクシア :
現実のものとは思えない情報、そして演算結果に自分でも頭おかしくなってるんじゃないか、と思いつつも。
"こういった"経験は、エクシアにも見覚えは合った。
[メイン2]
エクシア :
ゆえに、受け入れた。
エクシアの答えは、このままだと私達は吸血鬼になる。そういうものであった。
[メイン2] エクシア : 「……んじゃまぁ、あれかな……」
[メイン2]
エクシア :
そして私は─────この、吸血鬼という存在について
より詳しく調べることにした。
[メイン2] エクシア : きっと、元に戻る方法があるはずだ。
[メイン2] エクシア : 楽観的に考えていこう。その方が人生、"楽しい"さ。
[メイン2] エクシア : …………………………………。
[メイン2] エクシア : ………………………………。
[メイン2]
エクシア :
「………はぁ、だーめだ、なんか
それっぽい情報が無いや……」
[メイン2] エクシア : 溜息を付き、項垂れながら。
[メイン2]
エクシア :
たま、そしてマリーへ話しかける。
ちょっと、調べたいことがある、と。
[メイン2] エクシア : そう言い、エクシアは─────この村の、図書館へと向かった。
[メイン2] 利用客 : エクシアが図書館のオカルトっぽいコーナーで調べ物をしていると、女性が話しかけてきます。
[メイン2] エクシア : 「…………ん?」
[メイン2]
利用客 :
「あの…。もしかして吸血鬼に興味があるんですか?」
エクシアが持つ本を見て
[メイン2] エクシア : 「ん、あーーー……まぁ、そんなところかな?」
[メイン2]
エクシア :
利用客に、にへらと笑いながら
本の背表紙を見せつつ。
[メイン2] エクシア : 「あなたは?もしや吸血鬼マニア?」
[メイン2] エクシア : と、冗談めかすような言葉を紡ぎながら。
[メイン2]
利用客 :
「…あはは。実はそうなんですよ」
「海外ドラマにはまっちゃいまして」
[メイン2]
エクシア :
「ほほ~~う……?これはこれは、渡りに船ってやつかな?あはは~
じゃあちょっくら、私と吸血鬼トークでもしましょうや
もっとあなたの話、聞いてみたいので」
[メイン2] 利用客 : エクシアが「ヴァンパイア伝説」の情報を話すと、目を輝かせる。
[メイン2] 利用客 : 「じゃっじゃあ、こんな話は知ってますか!?」
[メイン2] エクシア : ん?と耳を傾ける。
[メイン2] エクシア : 吸血鬼トークにテンションの上がる少女を微笑ましそうに見つめながら。
[メイン2]
利用客 :
「吸血鬼には二種類いるんですよ!純粋ともいえる生まれた時からの吸血鬼と、吸血鬼の血を得た元人間の」
「吸血鬼は不死…なんて言われてますがそれは嘘なんです。普通の吸血鬼は人間の血を取らなきゃ死んじゃうし、金属で胸を突かれても死んでしまう。だけど、純粋な吸血鬼は別なんですよ!」
「血を吸わなくても、金属で胸をつかれても死なない、純粋な吸血鬼を殺せるのは魔力を込めた杭だけなんです!」
[メイン2] 利用客 : めっちゃ早口でまくし立てる。
[メイン2] エクシア : あはは、と少女の早口にも、何度も頷きながら優しく聞く。
[メイン2] エクシア : 「……ん~~~……例えばお嬢ちゃん」
[メイン2] 利用客 : 「はい」
[メイン2]
エクシア :
「その2種類いる吸血鬼の内……もし仮に、純粋な吸血鬼を倒せたとして
もう片方の、元人間の吸血鬼は一体、どうなるのかな?」
[メイン2] エクシア : 楽しげながらも、エクシアの目は真剣。
[メイン2]
利用客 :
「元の人間に戻るはずですよ…多分ですけど」
[メイン2] エクシア : 「……へぇ、なるほど」
[メイン2] エクシア : ニヤりと笑いながら、また少女に微笑む。
[メイン2]
エクシア :
「いやぁ~、お嬢ちゃんとは話しててとても楽しい!
もっと色んな話を聞いてみたいね~!
例えば……」
[メイン2] 利用客 : 「なんでしょう?」
[メイン2]
エクシア :
「その─────魔力の杭について
そういったものって、例えばどういう場所にあるのかなぁ?」
[メイン2]
利用客 :
「魔力の杭…ですか」
「少々お待ちを…」
鞄をガサゴソと漁り出す。
[メイン2] エクシア : ワクワクとした表情で、視線を少女の鞄の方へ。
[メイン2]
利用客 :
「…っと、これだ!」
コピー用紙で綴った紙束を取り出す。
[メイン2]
利用客 :
「どうぞ!」
そしてエクシアにそのまま差し出す。
[メイン2] エクシア : 「ん!これは一体?」
[メイン2] エクシア : 紙束を受け取り、表紙を見つつ、ぺらり、ぺらりと捲っていく。
[メイン2] 利用客 : 「海外の本の翻訳をコピーしたものです」
[メイン2] エクシア : 「へぇ、なるほど、これは中々─────」
[メイン2]
エクシア :
「─────価値あるものじゃないか、素晴らしいね」
少女へ、にんまりと笑いながら。
[メイン2]
GM :
えらく古いことばでかかれたそれは、海外の本の翻訳のようだった。
タイトル:怪物とその眷属
読むと、「刀剣に魔力を付与する」魔術習得(SANc(1/1d4)クトゥルフ神話+3%)。
※MPを1消費することで杭にも魔力を込めることが可能でしょう。
[メイン2] エクシア : もちろん、読む。
[メイン2] エクシア : CCB<=89 【SANチェック】 (1D100<=89) > 97 > 致命的失敗
[メイン2] エクシア : 1d4 (1D4) > 3
[メイン2] エクシア : 「─────っ………!」
[メイン2] 利用客 : 「あっ…ごめんなさい。読む前に注意すべきでしたね」
[メイン2]
エクシア :
たらりと汗が落ちる。
そこに書かれた、化物への、詳細に書かれた対処法。
非日常が連なる文章に、これまで人々が重ね挙げてきた屍の山を連想し
[メイン2]
エクシア :
エクシアの中に一瞬、"楽しくない"感情が過るも。
少女の言葉に、現実に戻される。
[メイン2] エクシア : 「……あっ、ああ!いや、平気さ!あはは~!ありがとう!」
[メイン2] エクシア : 「いやぁ~」
[メイン2] エクシア : 「"楽しい"話だね~!」
[メイン2] エクシア : にこりと少女へ笑う。
[メイン2]
利用客 :
「ワクワクしますよね~」
ニコニコと笑みを返す。
[メイン2] エクシア : こくりと頷き。
[メイン2]
エクシア :
「おっと……私はちょいと、友人を待たせちゃっててね……
もっと色んな話を聞いてみたかったけど、今日はこの辺にしておこうかな?」
[メイン2]
エクシア :
「今日はありがとうね!
私はエクシア、君は?」
[メイン2]
利用客 :
「こちらも貴重な情報をありがとうございました」
「私ですか?倉内っていいます」
[メイン2]
エクシア :
「倉内ちゃんだね、覚えた!良い友達になれそうだよ私達~
あ、そうだ、明日ね~、アップルパイパーティー開こうかな~?って
思ってたりするんだけど、倉内ちゃんもどうかな?」
[メイン2] エクシア : にへらと笑いながら、馴れ馴れしく遊びに誘う。
[メイン2]
利用客 :
「え!?いいんですか」
「それならお言葉に甘えちゃおうかな~」
[メイン2]
エクシア :
「いいよいいよ、全然OK!」
ウインクし。
[メイン2]
エクシア :
「それじゃ、連絡先を交換してっと……」
倉内をL〇NEのフレンドに追加し。
[メイン2] エクシア : 「それじゃ、また明日ね~」
[メイン2]
エクシア :
ばいび~、と、頭の横にピースサインを置き
図書館を後にする。
[メイン2]
利用客 :
「はい!それでは!」
ニコニコと笑顔のまま、エクシアと別れる。
[メイン2]
エクシア :
私は倉内ちゃんに約束した。
明日、アップルパイパーティーを行う、と。
[メイン2]
エクシア :
それは─────明日には、この熱症状は治まっていると
エクシアの中で、確信に変わるものがあるため
そう断言したのだ。無論、究極的な楽観主義もあるが。
[メイン2]
エクシア :
それでも─────"非日常"に対する処置は
エクシアにとっては、"慣れている"。
[メイン2] エクシア : 「─────銃弾の雨で、苦痛から救済しよう」
[メイン2] エクシア : そう、小さな声でぽつりと漏らし、街中を進んで行くのだった。
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア : 「と、いうわけだ」
[メイン2] エクシア : あたしは今どこにいるかって?
[メイン2] エクシア : そんなこと、言うまでもないっしょ?
[メイン2]
エクシア :
そうだよ?
─────葬儀屋だけど?
[メイン2] GM : 玄関は受付のようになっており、簡素なテーブルと呼び鈴が置いてある。テーブルの上には葬儀の本などがおいてあります。
[メイン2] エクシア : 「へいへ~い、店主さんや~、客だよ~」
[メイン2] エクシア : ちりんちりん、と呼び鈴を鳴らす。
[メイン2]
葬儀屋 :
「あいよ~」
呼び鈴の音に反応して出てくる。
[メイン2]
エクシア :
「ちょいとばかし、"葬儀"に関して相談したいことがあって
奥の方で色々話を聞かせてもらってもいいかな?」
[メイン2] エクシア : 「緊急なんだ、すぐに葬儀を執り行わなくちゃいけないんだ」
[メイン2] 葬儀屋 : 「あ~。奥の方はちょっと立て込んでまして、ここでいいでしょうか?」
[メイン2] エクシア : 「ああそう?じゃあいいや」
[メイン2] エクシア : 「じゃあ相談ね」
[メイン2] 葬儀屋 : 「すみませんねぇ」
[メイン2] エクシア : にへらと葬儀屋に笑い。
[メイン2] 葬儀屋 : 「はい?」
[メイン2] エクシア : 「まず─────人を出汁にして生活するのって、どう?」
[メイン2] エクシア : 「"楽しい"?」
[メイン2]
葬儀屋 :
「…なんのことでしょうか?」
フードで隠れているが、顔色が少し悪くなったように見える。
[メイン2] エクシア : 「ああとぼけなくたっていいよ」
[メイン2] エクシア : 「─────グールさん?」
[メイン2] 葬儀屋 : 「………」
[メイン2] エクシア : カウンターに肘を置き、葬儀屋の主をじろじろと見つめる。
[メイン2] エクシア : 「"葬儀"内容、察してくれたかな?」
[メイン2] エクシア : 「奥で話したいなぁ~」
[メイン2] 葬儀屋 : 「…おれたちのことを知っているとなると、クソ!あの司祭ミスしやがったな!?」
[メイン2]
葬儀屋 :
「…ははは。そんなわけいくか!」
「みんな!お客だぞ!」
[メイン2]
葬儀屋? :
奥から次々と化け物が出てくる。
グールを見てしまったSANc(0/1d6)
[メイン2] エクシア : CCB<=85 【SANチェック】 (1D100<=85) > 76 > 成功
[メイン2]
エクシア :
「………いいね、逃げてくれないのなら助かるよ
君達も、戦士ってわけだね?」
[メイン2]
エクシア :
「卑怯な手を使わなかったら、もっと君達のこと
親愛なる隣人として接していたけど……」
[メイン2]
エクシア :
「……まぁでも、君達、どうせあたしのことも
食料か何かくらいにしか思ってないんでしょ?」
[メイン2]
葬儀屋 :
「どうせバレたらここまでだ」
「だったら始末して痕跡を徹底的に消すまでよ!」
[メイン2] 葬儀屋 : 「生きた人間は食わないけどなぁ!」
[メイン2] エクシア : 「いいよ、あたしを消散させてごらん」
[メイン2] エクシア : ─────トンプソンを構える。
[メイン2] エクシア : CCB<=95 判定【サブマシンガン】 (1D100<=95) > 60 > 成功
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア : 「─────銃弾の雨で、あなたたちを苦痛から救済しよう」
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア : まずは10発連射
[メイン2] エクシア : 1d10 (1D10) > 6
[メイン2] エクシア : 6d10+12 トンプソン ダメージ (6D10+12) > 35[10,3,6,5,6,5]+12 > 47
[メイン2] GM : s1d10 (1D10) > 9
[メイン2]
GM :
グールは9体
1体につき耐久15、銃火器の威力は半減されます
[メイン2]
エクシア :
「……さぁて、中々数が多いね……!
持ってちょうだいよ~、あたしのトンプソンちゃん!」
[メイン2] GM : 1体倒れて残り8体
[メイン2] GM : グールは一括処理します
[メイン2] GM : s1d2 (1D2) > 1
[メイン2] GM : x8 1d100 #1 (1D100) > 15 #2 (1D100) > 27 #3 (1D100) > 3 #4 (1D100) > 8 #5 (1D100) > 34 #6 (1D100) > 27 #7 (1D100) > 24 #8 (1D100) > 90
[メイン2] GM : x6 1d6+1d4 6体の攻撃(うち1体は回避不能) #1 (1D6+1D4) > 2[2]+3[3] > 5 #2 (1D6+1D4) > 3[3]+1[1] > 4 #3 (1D6+1D4) > 3[3]+1[1] > 4 #4 (1D6+1D4) > 4[4]+4[4] > 8 #5 (1D6+1D4) > 5[5]+2[2] > 7 #6 (1D6+1D4) > 3[3]+4[4] > 7
[メイン2] エクシア : 装甲値12
[メイン2] GM : 23ダメージ
[メイン2] エクシア : OK、じゃあそれぞれを回避判定していこう
[メイン2] エクシア : x5 CCB<=71 判定【回避】 #1 (1D100<=71) > 59 > 成功 #2 (1D100<=71) > 15 > 成功 #3 (1D100<=71) > 50 > 成功 #4 (1D100<=71) > 78 > 失敗 #5 (1D100<=71) > 88 > 失敗
[メイン2] エクシア : 2個ヒット
[メイン2] GM : 8ダメージ
[メイン2] エクシア : 装甲値12でノーダメ
[メイン2] GM : わかりました
[メイン2] GM : 2巡目
[メイン2] GM : エクシアからどうぞ
[メイン2] エクシア : CCB<=95 判定【サブマシンガン】 (1D100<=95) > 58 > 成功
[メイン2] エクシア : 10発連射
[メイン2] エクシア : 1d10 (1D10) > 6
[メイン2] エクシア : 6d10+12 トンプソン ダメージ (6D10+12) > 31[3,7,9,4,3,5]+12 > 43
[メイン2] GM : さっき8.5ダメージのやつがいたので6.5ダメ乗せて2体潰しておきます
[メイン2] GM : 残り6体
[メイン2] エクシア : ありがとう!
[メイン2] GM : グールの番
[メイン2] GM : s1d2 (1D2) > 1
[メイン2] GM : x6 1d100 #1 (1D100) > 78 #2 (1D100) > 91 #3 (1D100) > 72 #4 (1D100) > 16 #5 (1D100) > 56 #6 (1D100) > 51
[メイン2] GM : 1d6+1d4 エクシアの攻撃に怯み、1体のみ反撃します (1D6+1D4) > 1[1]+2[2] > 3
[メイン2] エクシア : 装甲値12でノーダメ
[メイン2]
GM :
はい
3巡目
[メイン2] GM : エクシアからどうぞ
[メイン2] エクシア : CCB<=95 判定【サブマシンガン】 (1D100<=95) > 80 > 成功
[メイン2] エクシア : よーし、もう30発連射しちゃう
[メイン2] エクシア : 1d30 (1D30) > 14
[メイン2] エクシア : 14d10+28 トンプソン ダメージ (14D10+28) > 79[10,9,2,6,3,2,9,9,8,6,2,3,1,9]+28 > 107
[メイン2]
GM :
3体が倒れます
残り3体
[メイン2] GM : グールの番
[メイン2] GM : s1d2 (1D2) > 2
[メイン2] GM : x3 1d100 #1 (1D100) > 83 #2 (1D100) > 82 #3 (1D100) > 54
[メイン2] GM : 銃弾の嵐になにもできません
[メイン2] GM : 4巡目
[メイン2] GM : エクシアからどうぞ
[メイン2] エクシア : サブマシンガン技能で装弾
[メイン2] エクシア : CCB<=95 判定【サブマシンガン】 (1D100<=95) > 34 > 成功
[メイン2] エクシア : 装弾完了、終わり!
[メイン2] GM : グールの番
[メイン2] GM : s1d2 (1D2) > 1
[メイン2] GM : x3 s1d100 #1 (1D100) > 18 #2 (1D100) > 85 #3 (1D100) > 24
[メイン2] GM : x2 1d6+1d4 #1 (1D6+1D4) > 3[3]+1[1] > 4 #2 (1D6+1D4) > 1[1]+3[3] > 4
[メイン2] GM : 8ダメージ
[メイン2] エクシア : 装甲値12
[メイン2]
GM :
はい
5巡目
[メイン2] GM : エクシアからどうぞ
[メイン2] エクシア : CCB<=95 判定【サブマシンガン】 (1D100<=95) > 29 > 成功
[メイン2] エクシア : もう50発連射して、地獄の一等地に送る
[メイン2] エクシア : 1d50 (1D50) > 22
[メイン2] エクシア : 22d10+44 トンプソン ダメージ (22D10+44) > 114[5,8,3,2,3,8,1,2,8,1,9,2,4,8,5,9,10,6,8,6,4,2]+44 > 158
[メイン2] 葬儀屋 : 「おわァアアア~~~っ!!!」
[メイン2] GM : 断末魔の声を上げ、グールは粉みじんになりました。
[メイン2] GM : 戦闘終了
[メイン2]
エクシア :
「はぁっ……はぁっ………!!……危なかった……
ウチのトンプソンくんの銃口が真っ赤に溶けそうになったよ……!」
[メイン2]
エクシア :
肩で息をしながら、なんとか呼吸を整える。
葬儀屋内を縦横無尽に転げまわり、ターゲットを確実に仕留めたため
体力的にも、そして精神的にも疲労が溜まり。
[メイン2] エクシア : ごろん、と床に尻を着け、額の汗を拭う。
[メイン2]
エクシア :
「………ま、でもこれで……主に不遜を働いた者に全員、神罰を与えることは
できたかな……?……きっと向こうでは、二人が……
…………ん」
[メイン2] エクシア : そんな時、ふと体が軽くなったような感覚に包まれる。
[メイン2]
エクシア :
手のひらを、蜂の巣と化した天井から漏れ出る光に宛がい
そして、閉じたり開いたりを繰り返し、目を細める。
[メイン2]
エクシア :
「……体調、元に戻った……みたい……?
………ふふ、二人とも、成し遂げたんだ……やるじゃん、ほんと」
[メイン2]
エクシア :
疲労の汗を滲み出しながらも、どこか清々しそうな表情で
にへらとした顔で、小さく笑いだす。
[メイン2] エクシア : そのまま─────ばたりとその場に、大の字に倒れる。
[メイン2] エクシア : 負い傷は無いが、されども疲労は限界にまで達していた。
[メイン2]
エクシア :
─────当然のことながら、先ほどまでの銃撃戦は
外に漏れ出ないわけがない。
[メイン2] エクシア : ……あ~~~~まずいなぁ~……早く外に出て、私もとんずらこかないといけないのに……。
[メイン2]
エクシア :
う、動けない……しくじったぁ~……。
私一人でなんとかできるだろうって楽観的に考えたのがまずかったかも……。
[メイン2]
エクシア :
……この現場、誰かに見られたら……通報もんだなぁ……。
どうしよ……あたしの人生、もしかしてワンチャン……これでおしまい……?
[メイン2]
倉内 :
「うわぁ!なんですかこれ!?」
外から聞き覚えのある声が響く。
[メイン2] エクシア : 「………!?……この、声………」
[メイン2] エクシア : 「………あ、あはは~……」
[メイン2] エクシア : ちらりと、外の方へ目をやるとそこには─────今日見知ったばかりの、友人。
[メイン2] エクシア : 「……ちゃ、ちゃお~」
[メイン2] エクシア : 気まずそうに、手を振る。
[メイン2] 倉内 : 「えっ!?えっ!?なにやってるんですか!?」
[メイン2]
エクシア :
「……あ、あーー……いやぁ、その……
………勧善懲悪、みたいな……?」
[メイン2]
倉内 :
「っていうかどういう状況なんですかこれ!?」
穴だらけの葬儀屋に唖然とする。
[メイン2]
エクシア :
「は、話したら長くなるんだよ~……
ほ、ほら倉内ちゃん!え~~っと、ほら、ほら……
グール!人を食らうグールが実は、ここにいて……」
[メイン2] エクシア : ………し、信じてくれるかなぁ……?
[メイン2] エクシア : さすがに、無理があるか……?
[メイン2]
倉内 :
「ええ!?ど、どこに!?」
粉みじんとなった肉片しか確認できない。
[メイン2]
エクシア :
「……そこに転がってるのがそう、だけど~……あちゃあ……
バラバラになっちゃってるかぁ………
………一応、その肉片がそうなんだけど……どう、かな……?」
[メイン2] エクシア : どうかなって、なんだよあたし。
[メイン2]
倉内 :
「うええ…これが…」
気持ち悪ーいといった表情で
[メイン2]
倉内 :
「…!そういえば!」
ハッとなにかを思いだした表情に変わる。
[メイン2] 倉内 : 「エクシアさんが杭を探していたようなので、葬儀屋で杭を見たって人がいたのでお役に立てればと思って取りに来たんですよ」
[メイン2]
エクシア :
「………そう、なんだ……へへ、そりゃあ、ありがたいや
わざわざ、今日出会ったばかりのあたしなんかのために……」
[メイン2] エクシア : にへらと笑いながら、どこか照れ臭そうに。
[メイン2]
倉内 :
「吸血鬼の話を出来る人なかなかいませんからね!」
「それに明日も会おうっていわれたので、どうせならと思って」
[メイン2] エクシア : 「………ふふ、そうだね、明日は、アップルパイパーティーだ」
[メイン2] エクシア : そう言い、手をゆっくりと伸ばす。
[メイン2] エクシア : 「……ちょっとあたし、動けないかもだから」
[メイン2] エクシア : 「手伝ってもらってもいい、かな……?」
[メイン2] 倉内 : 「あっ、はい!」
[メイン2] 倉内 : その手を取り、肩に手を回す。
[メイン2]
エクシア :
「ん……ありがと」
へらへらと笑いながら。
[メイン2] 倉内 : 小柄なので上手くバランスを取れてないかもしれない。
[メイン2] エクシア : 「うぉっとっとぉ~……!?ごめんよぉ~!?ちょいと重かったかな?」
[メイン2]
倉内 :
「おっとっと…あ、大丈夫です。踏ん張るので」
「それで、えっと、どっちに行けば?」
[メイン2]
エクシア :
「あ~~~~~~……じゃあ、ごめん、友人である倉内ちゃんにはちょっと
今日は、甘えちゃうね……
……あたしの家まで、お願~い……」
[メイン2] 倉内 : 「…えっと、おうちの住所はまだ聞いてないのですが」
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エクシア :
「……お~け~、それもじっくりナビゲートして教えるよ
いやはや、情けなくて面目ない~……」
とほほ~、といった表情で。
[メイン2]
倉内 :
「いえいえ。困ったときはお互い様ってやつです」
ちょっとふらつきつつ
[メイン2] エクシア : 「……ふふ、そうだね……"隣人を愛せよ"、いい言葉だよね」
[メイン2] 倉内 : 「ええ。私もキリスト教徒なので、そう思います」
[メイン2]
エクシア :
「例え─────"血"の繋がりはなくとも、人と人は、分かり合える
支え合える、助け合える……
……お!倉内ちゃんもそうだったか!それなら話が早いや~、あはは~!」
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倉内 :
「助け合いは美徳ですからね」
ニコニコと微笑む。
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エクシア :
「ふふ……それじゃあ今度、倉内ちゃんが困った時は、あたしを呼んでよ
いつでも、どんなものでも、期待に応えてみせるさ」
[メイン2] エクシア : へとへとの体ながらも、肩を貸してくれる倉内へウインク。
[メイン2]
倉内 :
「それは頼もしいです」
「でも今のところは、大丈夫ですね」
チラッと、半壊した葬儀屋の方を見て。
[メイン2]
倉内 :
「…でも、本当に困ったときはよろしくお願いします」
応えるようにウインクして。
[メイン2]
エクシア :
「…………ふふ、あはは……!あははは~~!!」
楽しくなり、笑いだす。
[メイン2] 倉内 : つられて笑う。
[メイン2]
エクシア :
─────二人の笑い声が、この幸せな日常を示していることは
言うまでもないことであろう。
冷たい人の死と近い世界は、もう終わったのだ。
[メイン2]
エクシア :
吸血鬼が肉体的不死の存在なのだとしたら。
人間はきっと─────想いだ。
[メイン2]
エクシア :
人の心は、死なない。
繋がっていくものなのだ。
[メイン2] エクシア : そんなわけで、まぁ、楽しければなんでも、いいよね~。
[メイン2] エクシア : それじゃ、またね~~~~~~~。
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :